なんでコレ使わないの?

昔、会社員をしていた頃、ちょうどEメールや、イントラネットの社内メールなどのシステムが勤務していた会社の中でも浸透してきて、同時にいろんな便利な仕組みがシステムの康泰旅行團 日本上でも、できていきはじめた時代でした。会議室の自動予約システムとか、ミーティングの案内の一斉送信機能などなどです。

そんなある日、1つの大きなプロジェクトに関わっていた私は、メンバーの親睦会の幹事をすることになりました。出欠がほぼ分かったところで、あとはお店と開始時間の連絡だけになったのですが、案内システムを使うとかえって手間がかかりそうだったので、メンバーのメールアドレスをコピーして普通にEメールで一斉メールを送って連絡しました。そしたら、メンバーの1人の課長(あまり仕事ができる人ではなかった)から、「西沢さん!なんでアレ使わないの!」と、怒られるとまではいきませんがとがめられるような感じで言われたのです。

・・・正直なところ「アホかこいつは」と思いました。あなたもおわかりだと康泰旅行團 日本思いますが、新しいシステムが出来たからといって絶対にそればかり使わないといけないわけではありません。従来のものの方が効率的だと思えばそっちを使ったって良いわけです。事実、海外からきていたこのプロジェクトのアドバイザーでITの専門家でもあった人は、私たちに内容を説明するのに「紙とペンに手書き」で説明をしょっちゅうしていました。新しい物ができたから必ずそれを使わなければいけない、という思考はいわば「機能・道具に縛られている」状態だとも言えます。

こんな風に書いていくと当たり前のように思える話かもしれませんが、意外と私たちはこういう思考に気づかないうちに陥ってしまっていることがあります(以前の電子辞書の康泰旅行團 日本話 しかり)。次々現れてくるツールやSNSなどを前に、「これからは~の時代だ!」とあおるインチキコンサルタントにだまされないためにも、新しいものと前のもの、両方を柔軟に使える姿勢を忘れないでおきたいものです。

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